愛知県半田市「亀崎海浜緑地」でハゼ釣り

愛知県半田市 亀崎海浜緑地の砂浜 その2

いやぁ、暑いっ!!暑いですねぇ・・・ww

連日の雨続きでなかなか梅雨が明けず肌寒いかと思えば、梅雨が明けたら明けたで連日の猛暑日。あぁ・・・お天気の神様、できればもう少しお手柔らかにお願いしたいものです。

さて、昨年の秋に平谷湖フィッシングスポットへ行って以来、水辺に行くことは何度かあったものの結局釣りには行けず仕舞いで年を越し、「もう少し暖かくなってから」なんて思っていたら・・・いつの間にか梅雨が明けようとしていた( ̄▽ ̄;)

このブログも半年以上の間放置したままで、季節はすでに初夏を通り越してもう少しで真夏になろうかといったところ。さすがに

このままではイカンっε=(ノ゚Д゚)ノ

と思い立ち、梅雨の晴れ間を狙って釣りに行ってきました。
とにかく、あまり堅苦しく考えていると重い腰もなかなか上がらないので、まずは魚のアタリを楽しもうと、今回は初心者の方にも気軽に始めることができてお手軽な「ハゼ釣り」に挑戦してみることにしました。

実はハゼ釣り未経験者ww

しかし、実のところ、私···ハゼ釣りしたこと···無いんですww

いや、正確には「ほとんど」と言った方が良いかもしれません。というのも、幼少の頃から父に連れられて行くのはもっぱら岐阜県の郡上辺り。父が鮎釣りに没頭する傍らでシラハエなんかを狙ったのが私の釣りの原点でした。そのため、自然と渓流釣りや鮎の友釣りなど淡水の釣りへと進んで行ったこともあり、本来釣りをする人が一番始めに体験しそうなハゼ釣りやサビキ釣りといった初歩の海釣りや汽水域での釣りの経験がほとんどありません···( ̄▽ ̄;)

というわけで、今回のハゼ釣りはほぼ初挑戦ということになるわけです。釣り方やポイントはネットで調べればだいたいわかるので良いのですが、なにせ師匠なんていませんから、何から何まで見よう見真似ですww

最近では、オシャレにルアーでハゼを狙う「ハゼクランク」なんていうジャンルもあるのですが、やっぱりまずはハゼのアタリをたくさん体験したいということもあり今回は餌釣りで挑戦です。釣り場は、よく利用する釣具屋さんのホームページで好調と言われていた愛知県半田市にある「亀崎海浜緑地」に決定。

亀崎海浜緑地とは

愛知県半田市 亀崎海浜緑地 手摺の付いた護岸

亀崎海浜緑地とは、愛知県の知多半島と西三河地区に挟まれた衣浦港の半田市側に位置する公園で約300m以上にわたって整備された護岸や人工の砂浜などで構成された海浜公園です。護岸際には手摺があり南北に2箇所の公衆トイレもあるので家族連れなどファミリーフィッシングにもオススメの釣り場です。

また、駐車場や広い芝生などもあるのでドライブ途中の休憩や散歩にも良さそうですね。
ちなみに、ここ亀崎海浜緑地周辺は東海地方でも有数のハゼ釣りスポットなのだそうですよ。

愛知県半田市 亀崎海浜緑地の芝生

今回使用したタックル

ダイワのチニングロッド シルバーウルフ 76ML-Sとカルディア LT2000S-XH

ハゼ釣りは、基本的に岸からごく近い足元のポイントを狙うことが多いのですが、はじめての釣り場ということもありポイントが岸から遠かった場合のことも想定して、ちょい投げもできるように以下のようなタックルを使用しました。

正直、ハゼ釣りはそこまで道具にこだわる必要はありません。よく釣り道具屋さんの店舗に入ってすぐの場所に並べられているようなちょい投げセット延べ竿などでも充分に狙うことができます。

今回使用したロッドのダイワ シルバーウルフ 76ML-Sは、本来ルアーでクロダイを狙う「チニング」というジャンルのロッドなのですが、クロダイの繊細なアタリを捉えるためのしなやかなティップと強烈な引きを受け止める強靭なバットを併せ持っており、チニングに使用する様々なルアーに対応するオールマイティーな特性からクロダイだけに限らず幅広い魚種にも対応可能なロッドです。

また、この76ML-Sのロッドティップには「メガトップ」と呼ばれるソリッドティップが採用されており、先径は0.8mmと細くしなやかな割に感度も良く小さなハゼのアタリもしっかりと捉えることができました。

リールには同じくダイワのカルディア LT2000S-XHを装着。道糸にはVARIVAS アバニ エギング マックスパワーPE X8 0.6号を使用。リーダーには、同じくVARIVASのアバニ エギング ショックリーダー フロロカーボン 1.5号を1ヒロ(約150cm)ほどFGノットを使って結束しています。

天秤は、ルアーロッドなどのライトタックルでも扱い易いようにDECOYのショア天 7gをリーダーに通し誘導式にして使いました。あとは、リーダーの先端に自動ハリス止めを結び、キス用の50連結仕掛けから好きな数だけハリを取り出して自動ハリス止めにセットすれば準備完了です。

DECOY ショア天 7g

「50連結仕掛け」とは?

キス用の50連結仕掛けというのは、手返しの速さが求められるキスの投釣りなどで使われるエダス(枝針)の仕掛けで、50本ものエダスがひと繋がりの仕掛けになっており専用の糸巻きにコンパクトに収納された状態の製品です。

がまかつ 手返しキス50本仕掛(ケイムラパール) カラ鈎&ラメ 5号 N-157 パッケージ外観

今回使用したがまかつ 手返しキス50本仕掛(ケイムラパール) カラ鈎&ラメには、逆ラメといってハリの方向とは逆向きにフラッシャーのようなキラキラと光を反射する素材が取付られたハリとカラ鈎(逆ラメなし)が交互に結ばれています。そして、双方のハリにはケイムラパールの夜光塗装が施されていてアピール力にも優れます。

また、この仕掛けに使われているがまかつ 手返しキスというハリは、エサ付けやハリ外しの際にチモトを持ち易いようハリのチモト部分に「軸打ち」という平打加工が施されており、さらに針先が若干外向きに設定されていて、ついばむようなアタリの際にもハリ掛かりし易いような設計になっています。

がまかつ 手返しキス50本仕掛(ケイムラパール) カラ鈎&ラメ 5号 N-157 逆ラメ

この仕掛けを使えば、エダスの本数を変更したい時などに、糸巻きから好きな本数のハリを引き出して切るだけで手軽に仕掛けの交換が行えるので大変便利です。また、キス用とは言っても他の釣りに流用できないというわけではなく、他の様々な魚種を狙う際にも応用することができます。今回は、終始2本針で使用しましたが、ハゼの小さな口にベストマッチでした。そして、何より仕掛けのセットが幹糸を自動ハリス止めに挟むだけととにかく簡単なので、ハリ結びの苦手な方や初心者の方にもとってもオススメです。

使用するエサに関しては、釣り場に向かう道中でエサを買いに立ち寄った釣具屋さんで最近の亀崎周辺の状況を伺ったところ「この時期は、釣れているハゼの型が小さいので青イソメよりも石ゴカイの方がハゼの口に入り易い」とのことでしたので、石ゴカイを使用することにしました。

予想外の濁り&強風

この日は、ゆっくりとお昼頃から出発して現地に到着したのは14時ごろ。梅雨の時期にしては珍しくドピーカンだったので厳重に日焼け防止対策をしていざ水辺へ・・・。

愛知県半田市 亀崎海浜緑地 突堤からの風景

・・・っていうか、なんか凄く濁ってませんか?( ̄▽ ̄;)

川の河口部というかほぼ海なので、連日の豪雨にもかかわらず水位にはそれほど影響はないようなのですが、いかんせん濁りがキツい。そして、強烈な向かい風ww いつもの透明度がどのくらいなのかがわからないので何とも言えませんが、手摺のある護岸沿いは風が強く釣り辛そうだったので、少しでも風を避けるために一段低くなっている砂浜から攻めてみることに。

愛知県半田市 亀崎海浜緑地の砂浜 その1

手摺のある護岸から少し歩き砂浜へ移動すると、打ち寄せられた海藻と上流から流されて来たであろう木の枝やら草やらが砂浜に散乱しています。しかし、梅雨の時期だもの「まぁ、こういうこともあるよね」ということでとりあえず釣り開始です。

仕掛けを投入しようと波打ち際に立つと、水面近くにはおびただしい数のベイトの群れが・・・。魚種は、ハッキリとはわからないのですが、波間には何かがベイトを追って反転している魚影が見え時折ボイルも起きていました。

しまったぁ!ルアー持って来れば良かったぁ( ̄□ ̄;)!!

などと思うも後の祭り。いや、もう石ゴカイも買っちゃったし、そもそもボイルが起こっているからって必ずしもルアーで釣れるってわけでもないし、今回のターゲットはあくまでハゼだから、ボイルなんて見ないふり見ないふり・・・などと思いながら、自分を落ち着かせる。

この日は、干潮がお昼過ぎ頃ということもあって準備を済ませて釣りを始めた頃にはすでに少しずつ潮が満ち始めていました。釣りを開始してしばらくの間は、ウンともスンとも無かったアタリも潮が満ちて来るにしたがって次第に多くなり、ついに待望の一尾目・・・でも、小さい。小さいと聞いてはいたけど、物凄く小さいww
それもそのはず、この時期のハゼは「デキハゼ」と呼ばれる10cm未満のサイズのものがメインなんだそうです。まぁ、今年生まれたばかりの一年生なんだから当たり前といえば当たり前ですよね( ̄▽ ̄;)

そして、そこからはもうワンキャストワンバイトといった感じで入れ掛かり状態でした。強風に流されて仕掛けがあさっての方向に飛んでいっても、手前に落ちても、どこに落ちても「ココン、ココココンッ」と小気味良いアタリが連発。とにかく元気にそして果敢にエサにアタックしてきてくれます。

それにしても、この日は大潮だったからかはたまた場所が良かっただけなのか、型が小さくてなかなかキープはできないもののとにかくたくさんの魚に遊んでもらえました。

海や汽水域では潮の満ち引きに要注意

あまりにアタリが多く楽しくて夢中になって釣っていたのですが、ここでさっそく汽水域の洗礼を受けることになりました。そう、知らぬ間に潮が満ちて来ていて危うく荷物が水没しそうになっていたのです。他にも、少し砂が盛り上がったような地形の場所で釣りをしていると、潮が回り込むように満ちてくることもありました。

水は、高いところから低いところへと流れるというのは当たり前のことのように思っていましたが、釣りに夢中になっているとついついそうした当たり前のことを忘れてしまいそうになるんですね。
ここのように汽水域の人工的に整備された砂浜なら、多少逃げ遅れたところで靴が少し濡れるくらいで済むのですが、これが海でウェーディングして渡った地磯の先だったらと考えるとゾッとします。これから、海の釣りにも挑戦していきたいと考えていますが、単独での釣行も多いですし、まずはこのような安全な場所から少しずつ慣れていった方が良さそうですね・・・ww

また、釣りをしていて思ったのですが、長靴やウェーディングシューズのような濡れても良い靴を用意しておくと、暑くなるこれからの時季はもっと楽しめるのではないかと感じました。

キャストの際には周囲の安全確認も大切

潮が満ちて来るにつれて釣り人の数も多くなり、みなさん波打ち際や砂浜の両端にある突堤など、いろいろな場所で思い思いに釣りをされていました。夕方近くになると、お年寄りや親子連れが夕涼みがてら散歩をしたり、波打ち際で小さな子が水遊びをしている姿も見かけました。

亀崎海浜緑地は、公園なので当然のことながら釣り人の他にも様々な方が公園を利用されています。そのため、キャストの際には後方に限らず周囲の安全確認には充分な注意が必要となります。実際にこの日も、キャストの体勢に入ったところで小さなお子さんが水辺に漂着した漂着物やハリの付いた仕掛けに興味を持ってそばに駆け込んで来て一時停止といった場面が度々ありました。

また、お年寄りの方なども『何か釣れますか?』といった具合に何気なく背後から近づいて来ることもありますので、キャストの前に一度周囲を見回すくらいの気持ちでキャストの動作に入るなど、お互いにトラブルのないように気持ちよく公園を利用したいですね。

釣果のほどは・・・

ハゼ釣りの釣果画像

結局、14時ごろから釣りを始めて19時ごろまで頑張っていたのですが、エサの石ゴカイが無くなってしまったのでそこで納竿としました。それにしても、購入したエサを使い切ったというのは正直初めてかも・・・。そのくらい、アタリの多い一日でした。
時折、セイゴよりも小さな『コッパ』と呼ばれるシーバスの幼魚がアタックして来ることがあったものの、釣れてくる魚のほとんどはデキハゼでかなりの数をリリースしました。
今夜のおかずにハゼの唐揚げが食べたかったのでいくらかキープしたのですが、家に持ち帰って小さなハゼを下処理をしながら、やっぱりちょっと心が痛みました。う~ん、ハゼはいわゆる年魚なので食べても問題ないとは言われていますが、もう少し大きくなるまではリリースするようにしようかな・・・。

でも・・・唐揚げ美味しかったですww

ハゼの唐揚げ

最近お気に入りのアイテム

さて、最近お気に入りのアイテムがあるのですが、今年の誕生日に相方に「今年こそは、たくさん釣りに出掛けるっ!!」と息巻いていたら、このようなアイテムをプレゼントしてくれました。

プロックス(PROX) PX966240N EVAタックルバッカン 外観

プロックスのEVAタックルバッカンです。ロッドホルダーが4つも付いていて、収納力もあり小物を収納し易いようにクリアケースがセットになっています。これなら梅雨時や夏場など突然の雨でも荷物の水濡れを気にせずに釣りを楽しめそうです。

プロックス(PROX) PX966240N EVAタックルバッカン インナークリアケース

そして、もうひとつ。こちらは、自分から自分への誕生日プレゼントとしてww

ダイワ(DAIWA) DF-2207 ウォッシャブルライフジャケット

普段釣りに使用する小物類やルアーなどを持ち運ぶのに身に着けていたゲームベストをアブガルシアのワンショルダーバッグ2へと切り替えてから、ずっと新しいライフジャケットを探していたのですが、迷いに迷ってやっと購入しました。時間のある時に釣具屋さんを回っては、見たり触ったりしながら最終的にダイワのウォッシャブルライフジャケット(DF-2207)に落ち着きました。さっそく今回着用して釣りをしてみたところ、フィット感も良く動きやすくて非常に快適でしたよ。

どちらのアイテムもまだ使い始めたばかりなので、新しいタックルなどと合わせてしばらくの間使用してみて、また使い心地などの感想をレビューしてみたいと思います。しかし、ここまで装備が揃ってくると意地でも頑張って釣りに出掛けないとイカンですな···( ̄▽ ̄;)

釣行時の天候や潮汐

今回の釣行時の天候や潮汐の状況は下記のような内容でした。

  • 時間 : 14時~19時頃まで
  • 天気 : 晴れのち曇り
  • 気温 : 24度~27度
  • 風速 : 2~3.5m/s
  • 風向 : 南南西~南南東
  • 透明度 : 濁り強め
  • 潮 : 大潮
  • 干潮 : 12時25分
  • 満潮 : 19時02分

さて、今回ほぼ初体験だったハゼ釣りの感想はズバリ

ヤバい・・・ハゼ釣り超楽しいっ!!( ノ゚∀゚)ノ

です。ハゼ釣りって、どうしても初心者の釣りと甘く見られがちだと思うのですが、なかなかどうして、これはこれで充分にハマる要素を持った魅力のある釣りだと思いました。一日を通してアタリも多く、ロッドを通してブルブルっとダイレクトに手にアタリが伝わって来るので、釣っていて飽きがこない。しかも···美味い。

本命のトラウトよりもハマってしまいそうな予感です( ̄▽ ̄;)
近々、また行っちゃおうかな・・・ww

それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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