大腸内視鏡検査ってどこでやっても同じなの?体験してみて感じた病院による違い

大腸内視鏡検査って、どこでやっても同じなの?

皆さんは、もしも自分が大腸内視鏡検査を受けることになった場合、どのような病院で検査してもらいたいでしょうか?
どこの病院で受けても大して変わりはしないと思いますか?それとも、病院によって対応が違うと思いますか?別にやること自体はそれほど変わらないし、どんなお医者様に当たるのかも運次第なのでどうしようもない部分は確かにありますよね。

私の場合は、治療の過程で途中から転院することになり、転院先の病院でも大腸内視鏡検査を受けることになったのですが、その2つの病院だけをとってみても、お医者様や看護師の方々のちょっとした気遣いや設備の違いによって検査を受ける患者側の精神的苦痛には決定的と言ってよい程の差がでると感じました。
そこで今回は、大腸内視鏡検査を受けるなかでで私が個人的に感じた印象の差について書いてみたいと思います。

ちなみに、公平性やプライバシーの観点などから、病院やお医者さんの実名は伏せさせていただき、はじめに大腸内視鏡検査を受けた医療機関を「病院A」、転院後に大腸内視鏡検査を受けた医療機関を「病院B」としてお話を進めさせていただきたいと思います。また、決して病院やお医者さんを誹謗中傷する意図はありませんのでご理解願います。

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初診対応での違い

まずは、検査前に受ける診察での印象です。これは、お医者さん個人の「人柄の差」と言えなくもないと思いますが、診察時のお医者さんの対応は、そのままその病院全体の診療に対する姿勢につながるのではないかと思います。

大腸内視鏡検査の体験談でも書いているように、病院Aの医師は、持参した健診結果には手も触れず、触診をするわけでもなく、あくまで初診は検査の受付の場であって、それ以上の仕事はしないといった感じの対応でした。

一方、病院Bの方には転院元の病院Aからカルテなどの医療情報が送られてはいることは知っていましたが、一応「人間ドック」の健診結果を持参してみました。その病院の診察では、スキャンした健診結果を電子カルテに添付して全体に目を通しながら、まずは受付時に記入した問診票を元に現在の状態を聴き、さらに触診をして指先に感じるような腫瘍や異常が無いか確認した後、聴診器で腸の音を聞き、あらためて問診をしながら現在どういったことを不安に思っているのか、どのような治療を望んでいるのかといった内容をとても熱心に聴いてくれて、「現時点で拾い上げられる異常はないだろうか・・・。」という姿勢を強く感じました。

やはり、お医者さんと患者さんの関係は人間関係ですから、お医者さんの第一印象はその後の信頼関係へと直接影響するものだと思います。

検査食の違い

検査の前日に食べることになる「検査食」は、病院によって扱っている製品に違いがあるようで、私が病院Aで用意されたものはハウス食品の「ダルムスペース リッチ3」というものでメニューは以下のようなものでした。

  • 朝食・・・和風がゆ、味噌汁
  • 昼食・・・中華がゆ、すまし汁
  • 間食・・・粉末飲料(オレンジ)、粉末飲料(アップル)、ソフトクッキー(チョコ味)
  • 夕食・・・コーンポタージュ

また、病院Bで用意された検査食はキューピーの「クリアスルーJB」というもので、そちらのメニューについてはこのような感じでした。

  • 朝食・・・ジャガイモのそぼろあんかけ
  • 昼食・・・たまごがゆ
  • 間食・・・クラッカー
  • 夕食・・・ビーフシチュー

どちらの検査食も翌日の検査に影響を与えないよう食物残渣(食べ物の残りカス)の少ない食事になっています。味の方はそれぞれ好みもあると思いますが、個人的には後者のキューピー「クリアスルーJB」の方が食べ応えがあって美味しかったように思います。
・・・とはいっても、両者とも量が少ないことに変わりはありませんので、どのみち空腹感に耐えることにはなりますけどね(´∀`;)

前処置を行う環境の違い

大腸内視鏡検査を行う前には、多くの場合、経口腸管洗浄剤「ニフレック」を使用して腸の中を空っぽにする「前処置」が行われるわけですが、この前処置を行う環境にも、病院によって違いがあります。

先ほどの病院Aでは、一度に十人ほどの患者さんがひとつの待機室に集まって、そこでニフレックを飲むわけですが、その待機室には男性用と女性用それぞれひとつずつのトイレしかありませんでした。男女の比率にもよりますが、だいたい患者さん5人で1つのトイレを共有するといった感じですね。

ただ、普段の診察の待合ならばそれでも構わないと思いますが、強力な下剤を飲んでる人5人に対してトイレ1つはやはり役不足です。案の定譲り合いになるわけですが、本格的にニフレックが効いてくると、そうもいかなくなってきますよね。そのうちに、待機室のトイレだけでは間に合わなくなり、最終的には病院1階のフロアをトイレの個室を求めてさ迷い歩くことになります。

また、そこの病院は看護師さんの人数も足りていないようで、前処置の間患者さん達はほぼ放置の状態になり、呼び出しボタンを押してもなかなか現れませんでした。ニフレックは、場合によっては重篤な副作用が現れることもあるので何らかのトラブルがあった時のことを考えると、ちゃんと対応してもらえるのかどうか少々不安に思いました。しかし、当初は私も初めてだったこともありそれが当たり前なのだと思っていました。

ところが、これが所変わって「病院B」になると、また少し状況が変わってきます。

私が病院Bで検査を受けた時は、自宅でニフレックを済ませて来院する場合と入院して検査を受ける場合とあったのでまた少し対応が違ってはいたのですが、検査を受けに来られていた他の方々を観察していると、ニフレックを飲んでいる患者さんから目の届く範囲に常に看護師さんが居るような環境でしたし、トイレの数にも余裕があり誰かとタイミングがかぶってしまっても待たされるようなこともないし、おまけに時間の掛かる前処置の間、少しでもリラックスできるようにパーティションで仕切られた空間に椅子とテレビまで用意されていて至れり尽くせりといった感じでした。

検査直前の準備での違い

前処置を終えた後は、検査を受けるために検査着へと着替えていくわけですが、そういったところにも検査を受ける病院によって違いがあります。

病院Aの場合、検査室の手前まで来るとカーテンで仕切られた一角に通され、そこには荷物を預けるためのロッカーなどもなく銭湯にあるような脱衣カゴがひとつあり、そこで検査着へと着替えます。検査が終わって戻ってくるまで当然荷物は置いたままなので、セキュリティーの面でやはり不安でした。

病院Bの場合はというと、検査室とは別に更衣室があり、そこには鍵付きのロッカーが用意されていて安心して荷物を預けるこもでき、別室ということもありバタバタと走り回るスタッフの足音や人目を気にしないで落ち着いて着替えることができました。

どちらの場合も、付き添いの方がいればその方に荷物を預けて検査に臨めばよいのですが、人によってスケジュールにもよりますし、ひとりで検査に行かなければならない場合などはそういうわけにもいきませんよね。

検査の際中の対応の違い

さすがに、ここはお医者さんの「人柄の差」によると思いますし、こればかりは運にたよる他はないのではないかと思います。

ただし、検査を行う際の体制には病院によって差が感じられました。病院Aの場合、担当の先生が常時ついていて作業をしてくれるのですが、前処置の時と同様に看護師さんの数が足りていないのか、助手の看護師さんが常にそばに付き添っているわけではないようで、生検などの作業のたびに担当の医師が看護師さんを呼ぶのですがなかなか現れないため、何か不測の事態が起こった時にちゃんと対処してもらえるのだろうかと少々不安に思いました。

これが病院Bの場合、検査の始めから終わりまで一人の看護師さんが付き添って担当の医師をサポートするような体制になっており、やはり安心感が違いました。

また、検査を行う担当医の検査中の対応に関しては、患者さんの痛みに対して無頓着な先生もいましたし、痛みを訴えると一旦休憩を入れてくれてその後はゆっくりと慎重に内視鏡を進めるように対応してもらえた先生もいました。

ただ、私の経験からすると、初診の対応はそのまま検査時の対応につながるように思います。初診の段階で態度のよろしくない先生が、検査の時にいきなり優しく臨機応変に対応してくれるとはとても思えないし、そうなったら逆に何かあったのかと勘繰りたくなってしまいますけどね・・・。

検査終了後の流れの違い

さて、検査が終わった後は通常医師から検査結果の説明を受けることになるわけですが、病院Aの場合は検査後すぐに着替えを済ませ医師との面談に移るような流れでした。ただ、このような流れだと検査時に注入される空気によるお腹の張りや痛みによって、面談に集中できないため私の場合は非常に苦痛を感じました。また、その後も院内には休憩するスペースもあまりなくスタッフの方も無関心な様子だったので精神的なストレスもかなりありました。

病院Bでも、同じように検査後の休憩は無いのですが、医師との面談は後日というスケジュールになっており落ち着いて先生の話を聞くことができました。また、看護師さんが検査後の私の様子をみてストレッチャーを用意してくれて横になって休んでいくことを勧めてくれたので、その時は精神的にも肉体的にも大変救われる思いでした。

検査後の対応については、他の方の体験談や他の医療機関のホームページなどを見てみると、検査後は「休憩室」で数時間の休息をとり、ある程度回復をしたあとで医師との面談という流れのところも多いようですね。


さて、いかがでしたでしょうか?あくまで個人的な視点から感じた違いではありますが、同じ内容の検査を受けるにしても、できることならば少しでも精神的・肉体的に負担の少ない方がありがたいですよね。私としては、自らの経験からもなるべく自分が検査を受ける病院がどのような流れで検査を行うのかを下調べしたうえで検査を受けることをおすすめしたいと思います。それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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